Aさん:中学校には、居場所はなかった。
    ずっと誰かに見定められているような感覚があって、息が詰まるようだった。
    それでも、家以外には居場所がなくて、どこか安心して過ごせる居場所が欲しいと思っていた。

Bさん:進路を悩んでいた時期に、先生や親以外に相談できる人いなかった。
    一人っ子で、身近にローモデルとなる人がおらず、自分の将来像がうまくつかめず苦労した。
    自分より少し年上の人と話せる居場所が欲しいと思っていた。

Cさん:小学生の時、転校先の学校に馴染めず悩んでいた私にとって、地域のプレーパークは心の拠り所だった。
    でも、中学、高校に進学すると、そう言う居場所がだんだん減っていった。
    学校でも家庭でもない、安心して過ごせる居場所がもっとあったらと思っていた。

背景は異なるものの、中学校以降に入ってから生きづらさを感じていた3人__

その思いを原点に、「中高生の居場所づくり」を志すようになりました。


現在、地域と子どもの関係は希薄化し、子どもたちの居場所は主に学校と家庭に依存しています。

しかし、いじめや不登校、家庭内の問題などにより、そこさえ安心できない子どもも少なくありません。

そんな現実の中で、家でも学校でもない「第三の居場所」を必要としている子どもたちは確実にいます。

私たちは、「かって自分たちが欲しかった場所」を、今困っている誰かのために形にしたいと思いました。

学校でも家庭でもない、安心して自分らしく過ごせる場所。

そして、少し年の近い先輩たちと出会い、話すことができる場所。

―― そんな3人の思いから、「ゆるりば』は生まれました。



『ゆるりば』は、中高生が安心して自分らしく過ごせる、ゆったりとした「第三の居場所」です。

第2・第4週目の週末の午後、みんなで楽しめるテーマ活動をした後、自分の好きなことをして自由に過ごせます。

おしゃべりをしてもいいし、ボードゲームで盛り上がっても良い。

本を読んだり、絵を描いたり、のんびりぼーっとしているだけでも大丈夫。

ここに来たら、無理に何かをしなくても大丈夫。

そんな「ほっとできる時間と空間」を大切にしながら、一人ひとりが自分らしくいられる場所を、中高生と大学生、みんなで創っていきたいと考えています。



現在、活動を始めるにあたって、「活動場所」や「資源の確保」が難航している状態です。

そこで、この場をお借りして、
神奈川県相模原市内で、活動場所の提供や資源の支援など、「ゆるりば』の活動を支えてくださる方を探しています。

ご支援でなくても、活動に関するアドバイスや情報の提供など、どんな形でも構いません。

ご連絡をいただける方は、以下のメールアドレスまでご連絡いただけますと幸いです。
ゆるりばメールアドレス

皆さまの温かいご支援が、『ゆるりば』の実現への大きな第一歩となります。

どうか、私たちの想いにご理解・ご賛同いただき、温かいご支援をよろしくお願いいたします。